バリアフリー

家を設計するに当たり
段差をなくし、フラットを心がけていますが
今回、平成9年に建てた家の人が怪我をして
一人暮らしなのに松葉杖使用になりました。

玄関に入るも、スロープになっているので困らず
玄関には手摺りもついていて
部屋はすべてフラットになっています。
けれど、やはり今まで元気で困らない
便利が良いと思っていた住宅でも
少なからず、不便が生じます。

まず、家の中で松葉杖をついて動き回るのも大変。
幸い、通路になる部分が広く物を置いていないので
椅子の足を布で包み手押し椅子にして部屋を移動する道具に。
おかげで家の中を移動するのは困らなくなりました。

大体の人が元気でいられると思いますが
思いがけない怪我や病気など歩行困難等になる可能性や
年齢を重ねて整理が出来ず、
家の中がとても危険な事になる事もあります。

元気なときは何も問題がないけれど
子どもが生まれて成長段階などでも
危険が沢山になる可能性を考えながら
家を建てるとき
リフォームするときなど
設計してもらって下さい。