家には仏壇がありました。
普通のことだと思っていました。
嫁いできても仏壇があり
ことあるごとに、仏壇へお供え、お参り。
子供の頃は、マッチで火を付けローソクに火をともし
(今では子供には火を付けることがなくなり、マッチを使うことも。)
線香をあげる。
これもまた普通のこと。
どこの家でもやっていることと思っていました。
けれど、
嫁いで、よく行き来する家の方が亡くなり
「新し仏」と聞き今ひとつ理解できず。
親世代の方でしたが、新宅に出て新居を構えているので
仏壇がなかった事を知り
私はびっくり。
そうか、世の中には仏壇のない家があると言うことを知りました。
それから
彼岸になるとぼた餅を供えるなんてこともしないのだと言うこと。
この、年中行事をしないと言うことは
彼岸等の休みの時は仏様ごったくを気にしないで過ごせると言うこと。
それが良いことか、悪いこととか言うのでなく
知らない世界がありました。
最近、子供の食育や年中行事の話や勉強会みたいな事が目に入ります。
各家庭でしていたことが
特別に教えてもらわないとわからなくなってきていますね。